猫の肺気腫は、肺炎、気管支炎、腫瘍、外傷などの肺気腫を引き起こしている病気の治療をおこなう事で、自然に治せる事もあります。
しかし、肺気腫を引き起こした原因がはっきりしない場合や、肺胞の損傷が激しい場合には、有効な内科療法がありませんので、病状をそれ以上悪化させないための対処療法がおこなわれます。
急性の肺気腫など、呼吸困難が激しい場合には緊急処置として、酸素吸引をおこなう事もあります。
肺炎や細菌の感染が原因で起こる肺炎や気管支炎は、免疫力や抵抗力が下がっている時に悪化しやすい疾患です。
くれぐれも肺気腫に発展させる事の無いよう、日頃からストレスを溜めないようにして、十分な栄養摂取と質の高い睡眠が可能な、静かで安心できる生活環境を与えてあげましょう。